« 他人は変えることが出来ない、自分は変わることが出来る、自分が変われば他人が変わる | トップページ | 「答え」を求めない方が成功する »

2007年1月 8日 (月)

自分がどう変わればよいのか

 「自分の方が変わる」といってもどう変わればよいのか。今の生活を維持させるのに精一杯の人や、得体の知れない壁の前で行き詰まっている人など、変わりたくても変えようがないと悩んでいる人も多いのではないかナ。

 私は主に銀行員として送ってきたサラリーマン生活に、40歳の時自ら見切りをつけ今の会社を興(おこ)したんだ。当時は銀行も倒産なんて無く、安定していたんだけれど、規制された業種がゆえに自分らしさを出すことも制限され、行き詰まっていたのだと思う。自分をもっともっと表現したくて、いてもたってもいられなかったんだ。しかし独立するっていっても、年中無休、しかも毎日朝早くから夜は10時~11時まで働いたんだから、条件的には銀行の方がずっと良かったけれど、自分の裁量次第でいくらでも大きくなれたり、またどん底に落ちたりする“緊迫した状況”の中で私は自分でも信じられないように成長してきた。

 ところで、銀行員から「自分を変えた」私は、独立してからのほうが、もっともっと変化を求められたんだ。自由社会において、変化しないことは死を意味するんだネ。その中で、私はいろいろアイデアを出し続けることによって成功してきたんだけど、変化したがゆえに失敗してしまったという経験もいっぱいある。お墓やだから葬儀事業をやってもいいんではないかと思ってやってみたら、職人(社員)の互換性(関連性)が全くないため、経費ばかりが倍増して結局は撤退してしまったり、また、都会に進出すればもっと大きくなれるのかも知れないと考え、仙台に出店したものの、こちらもいろいろな事情で撤退を余儀なくされた。

 失敗(撤退)を分析すると、いずれも“より多い収入(損得)”を目的として自分を変えてしまったところにあるような気がする。逆に成功してきた方を分析すると、何かを改善するためにはじめたものであり、損得忘れて改善のアイデアを出し続けているうちに経営的にもうまくいってきたのではないかと思う。

 とすれば、「改善したいという強い願望」を持って、「継続してアイデアを出し続ける」ことができるかどうかが「変化して成功するかどうかのポイント」ではないだろうか。改善ってものすごい自己表現方法でもあるんだ。営業するといっても単なるご用聞きであったり、製造といっても単に流れ作業のラインを維持することを考えていたんでは、どの職場に“変化”しても、うまくゆかないのではないかナ。

 また、全く違った職場環境では、アイデアの出しようがないわけだから、現在の技術を生かせるようなところからはじめなければうまくゆかないネ。どこに行ったって熾烈(しれつ)な戦いは覚悟しなければならない。理想は、全くの異業種において、今の技術を生かす道があるのであれば成功の確率はかなり高いし、人生としてもおもしろいと思う。

 私も実は銀行員から、たまたまある石材店の経理をするということになって、そこで銀行員時代の技術を生かしながら、しだいに石材についてもいろいろなアイデアをもつようになったんだ。もちろん独立するためなんて自分勝手な考え(損得勘定)など最初から持っていなかったんだけど、いろんな事情から自分で経営するようになってしまっただけなんだ。

 もう「どう変わればよいか」わかったよネ。身近なものを自分らしく改善して追いかけてゆくうちに、ついにはいろんなところに出て行ってしまうのサ。知らないうちに別世界で生きていたりするんだ。

« 他人は変えることが出来ない、自分は変わることが出来る、自分が変われば他人が変わる | トップページ | 「答え」を求めない方が成功する »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自分がどう変わればよいのか:

« 他人は変えることが出来ない、自分は変わることが出来る、自分が変われば他人が変わる | トップページ | 「答え」を求めない方が成功する »