「手段」か「目的」か
仕事をする場合、経営者にとって社員は「手段」か。社員にとって会社は「手段」か。会社の「目的」が“利益”であり、社員の「目的」が“生活”であるかぎり「相手は手段」になってしまう。
でも私は違う。社員が「目的」であり、仕事は社員とめぐり合うための「手段」だと考えている。
社員の一人が、他の社員に対し、利益を上げるためにどうしなければならないか話していたので、私は、「目的」と「手段」を履き違えないように、とアドバイスした。利益をあげるのは、お互いのめぐり合いを継続させてゆくという「目的」ための「手段」であり、利益自体が目的ではない。
だから、今こうして相手(他の社員)とめぐり合っている偶然(目的達成)に感謝し、まず相手の良いところを受入れなさい。そうして相手を尊敬し、ほめてやれば、相手は必ず自分に協力してくれるはずだと言った。
私にとって、人生は「目的」であり「手段」ではない。全てのめぐり合いに感謝するしかない。また、新たなめぐり合いを求めるから、新たな事業を起こすのかも知れない。


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