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2009年6月29日 (月)

戦争だ!!

 仕事と思っては“手ぬるい”。「戦争」と思うのだ。「お客様獲得の戦争」なんて、小さい次元の話ではない。いかに「精度」が高い製品を作るか、戦争しているのだ。

 戦争の相手は「他社」などというのも、次元が小さすぎる。全世界と戦争して、今「製品」という「兵器」を作っているのだ。

 日本は第二次世界大戦で敗れ、戦争することも、兵器を作ることも許されなくなった。そこで、製品(商品)作りに特化、やりきれない思いの「はけ口」を良い製品を作ることに向けた。

 とすれば、世界一のものを目指すしかないのだ。しかし、宇宙技術などは中国の方が上ではないか。ロケットは北朝鮮の方が上ではないか。原子力だって日本は遅れているかも知れない。一つ一つの「部品」作成技術は優れていても、それらを組み合わせてより高度の「完成品」をつくる「マネジメント能力」が貧弱なのだ。情けない!!

 第二次世界大戦敗北の要因は、鉄や石油がなかったからでも、資源がなかったからでもない。相手の戦闘機の位置や、情報をキャッチする「レーダー」の開発競争に負けたからだという。

 したがって、こちらが気付かないうちに攻撃されたり、こちらの攻撃が相手に読まれたから、戦いにならなかったのだ。善戦したのは「根性」だけ、結局「技術」で負けたのだ。

 いまさら戦争をやり直せない。ならば、世界が出来ない最強の製品を作ろうではないか。また、「マネジメント」能力を身につけなければだめだ。製品同士を組み合わせて、世界が驚く「機能」をもつ「完成品」を作れ。

 もっと「宇宙」に目を向けなければ、「開発競争」に負けてしまう。日常に役に立つとか立たないとかという、子供だましの次元ではダメだ。たとえ日常で使わないものでも、誰も出来ないようなものの方が「注目」され、お金になるのだ。

 日本はアメリカから、実際使用することはないであろう最新鋭の「戦闘機」を一機につき数千億円で購入しているではないか。洗濯機を作っているよりよほど割が良い。日常的なものでなくても、高い技術であれば認められるのだ。

 スポーツは、戦闘機の運転手の「運転技能競争」みたいなものだ。イチローのバッティング技術と宇宙飛行士の若田さんの技術は、得意技が違うだけで、同じような範疇(はんちゅう)だ。

 開発技術、製造技術、運転技術、それぞれの分野で、負ければ「自由」が奪われ、捨て去られるのだ。

 すべて「戦争」だと思えば、自分がなぜ生活できないのか、食べられないのか納得できるのではないか。「戦争」だと思って仕事に立ち向かうのだ。

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