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2018年10月 8日 (月)

地区民運動会

 昨日は地区民運動会。今年も徒競走は50歳代で出場。65歳だけど、50歳代で負けたことがない。

 今年の50歳代はどういう顔ぶれになるか見渡したら、若いころ足が早かった他地区の年下の新米がエントリーしてきた。何年か前に大けがをしてしばらく走るのから遠ざかっていたとか。

 昨年から練習始めたと言って、いつものようにオリンピックの陸上選手のような肌に密着したパンツをはいてきた。若いころからおなじみのスタイル。

 私は毎回、足が早そうな相手に注意するのだが、彼に近づいて言った。「徒競走はルールがあって、年上の者の前を走ってはダメだぞ」と。

 彼は「ゴール寸前だけ前に行かせてもらいます」と笑って答えた。

 いざ、ピストルが鳴ってスタートした。ケガをした彼の練習不足は想像以上だった。圧倒的に引き離し、私が最初にゴールを切った。彼は2位。その他の連中は全く問題にならない。

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 最後のオープンリレー。

 今年、我が地区のメンバーはいつもと違っていた。Uターンで若くて徒競走に自信のある連中がそろっていた。いつもは、当然に私もメンバーに入るのだが、今年はぎりぎりセーフ。

 となると、もしかしたら一位(全部で8チーム)になるのではという予感がした。こんな気持ちになったのは何十年ぶりだろう。

 我がチームは年の順で走る順番を決める。ということは、私が一番年上でアンカーを走ることになった。何十年と必ず私より年上の者がいたので、最後を走るなんて初めてで少し緊張した。

 スタートして、最初はいつものように3番手~4番手でバトンが渡されていたので一安心していたら、なんと途中から1番になったではないか。

 ということは、私に1番でバトンが渡される可能性が出てきた。マズイことになった・・・。そして、いつか追い越されるのではと思っていたら、なんと、そのまま1番で私に向かって来たではないか。

 2番手とは4メートル~5メートル差の有利な状況だが、2番手のアンカーは20歳代の足の速そうな筋肉系。しかし、従来一人200メートル走るのが今年から100メートルに短くなっていたので、何とかこのまま持つかもしれないという希望はあった。

 ところが、見ていた孫の聖君曰く。バトン渡された後、アッという間に差が縮まって、ジジもうダメだと思った、と。みさ子(妻)もバトン渡されてからすぐ追いつかれたので、必死に声を出し応援したとか。

 しかし、私は偶然にも私を追いかけている若者に、リレーがスタートする前に声をかけていた。肩を抱いて、「いいか、頑張るな(無理するな)よ」と。

 私は足の早そうな連中に事前に声をかけておくクセがある。仲良くやろうぜ、という儀礼みたいなものだ。

 それが効いたのかも知れない。また、100メートルリレーの場合、バトンを渡された後、間もなくカーブになるので、一気に追い越しづらい。そのままカーブを曲がり切ればゴールもすぐそこだ。

 ということで、私は必死になって逃げようと頑張った。

 筋肉は65歳でかなり落ちているから20歳代の連中にはかなわないが、走るバランスがいいところが私の持ち味だ。短距離走は、手の振りと足の運びの微妙なバランスが重要だということを、ほとんどの連中は知らない。

 そして、追いつかれたままの状態だったが、私はとうとうトップでゴールを切った。これほど感動したのは久しぶりである。

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