65歳から本番
社長業は65歳からが本番。
60歳までは、自分で考え、自分で図面を書き、自分で作って、自分も工事する。何でもかんでも自分が先頭。社長は3人分の働きをしなければないから、半端ない忙しさ。
神経もピリピリ、肉体もバンバン。普通の人間ではもたない。したがって、どんなに優秀でも、社長になることは容易でない。会社を創業することなど出来ない。
しかし、60歳も過ぎれば、担当する社員も育ち、社長が自分で手を出すことがなくなる。私の場合、お客様対応も工事も全て社員がやってくれるから、私の役割は「〇〇したい!」と考えること。考えさえすれば、どんなに難しいこともあっという間に出来てしまう状況。
だから、本当の社長業はこれからだと思っている。考えることが仕事である。
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社長を後継者に引き継ぐなんて、そう簡単に出来るものではない。
中小零細会社の社長はスーパーマン、天才でなければ出来ない。そんな能力ある後継者なんてどれだけいるだろう。だから、娘夫婦も当社で働いてはいるけど、子供だから後継者だなんてことはない。
誰も思いつかないようなアイデアを出し、世の中に貢献し、利益を生み出し続けなければならないからだ。したがって、私が当分社長をやってゆくしかないのだ。
前述のとおり、これからが面白いのである。
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